米原市 O様

米原市 O様

他の工務店さんとは明らかに違いました。(米原市 O様)

「住まいは工業製品ではありません。生きる喜びを実感するためにあります。」
大喜工務店さんのホームページにある言葉で一番好きな言葉です。

大喜工務店さんの”家作り”には時間がかかります。
それは、施主と一緒になって”家を作り上げる”からです。
私は、登山をしますが、以前、”山の会”に入る時に、 「”連れて行って下さい”というスタンスの奴は来るな!」と言われました。


それは、登山が自己責任を伴うスポーツである事が大きいのですが、「一緒に行きましょう」という気持ちでないと達成時の喜びが全く違うからだと思っています。
行程を決め、万が一に備えた計画書を作り荷造りをする等万全を尽くす苦労を伴わないと実際達成感もなく、記憶にさえ残りません。
連れて行ってもらう登山は、大抵は苦痛なだけで全く面白くありません。そこが観光と全く違う点です。

”家作り”も同じで、施主は”作ってもらう”ではなく”一緒に作り上げる”でないと”本当の住まい”にならないと思うのです。

私も偉そうなことは言えませんが、一時は”マンションでも、建売でもいいや”なんて考えていた時期もありました。
メイドインジャパンを手っ取り早く買えるし簡単に手放せるなら縛られることもなく身軽だからです。
しかし、家は”通販カタログで買うもの”、”2ヶ月位で建てるもの”ではないと思います。

なぜなら、施主の意思が入っていない家は、自分の家”ではなく愛着がわかないからです。
日本中のどこに行っても同じような家が建っているのを見ると悲しい気持ちになります。
造作中にも施主が家に入って、照明器具、腰壁、外壁の塗りの感じ、造作家具の位置、収納の作り、玄関の丸窓等指定させていただいた事は、数えればきりがありません。

中でも苦労したのは、

【1】センターキッチンのレンジフードからのダクト処理
【2】アウトドアデッキの中央部を開口できる点です。

【1】は天井がはられていない所でのレンジフード、ダクトの設置は、設備屋さん、大工さん、電気屋さん、大喜さんの傑作で無垢の大梁に吹き抜けの雰囲気と調和し、
ダクトは薪ストーブの煙突のようで格好が良く気に入っています。


【2】は頑丈な材でできたデッキに、大きな開口部を作り、それを日常的に簡単に取付け、取外しできるか?がネックでした。
若い大工さんと「どうしたらいいでしょうねぇ」と思案していたところ、将棋好きな大工さんが屋根を指差し「こんな凄い建物が出来るんやったら、このくらい簡単なことやろ。」と言われました。
確かに 大工さんの仕事は、太い柱に太い梁を組み立てる大きな事から、無垢の床、腰壁をはる等、手間や根気が要る事までされています。
「こんなのができるんだったら、これ位の事は」という言葉に不思議な位納得しお任せしました。
工夫を凝らした施工をして頂いたお陰で、引越しの時には大活躍しました。縁側として使えるので楽しみです。


振り返ってみますと私どもの家作りは、本当にありがたいことばかりでした。
家族とお金の事を考え、色んな事を見聞きし、判断し、決定するのは、まるで会社の社長のようで気持ちの良い事のように思えますが、
非常に苦労を伴います。それは、家の事を知れば知るほど、欲は出てきますし、一方で厳しい現実も知らされるからです。


しかし、大喜さんの家作りでは、お金の事は安心でしたし、自然素材で出来ていて構造の強さもお墨付きですから、
私どもは、安心して家作りに注力できました。

これから建てられる施主さんとも気安くさせて頂き、基礎の前で話し込んだり、内覧会でいつしか営業マンになっている自分がいました。
それは、大喜さんで家を建てられる方の家作りへの熱い思いは皆おんなじで共感でき、苦労話が好きだからです。


住み始めて少ししか経っていませんが、お蔭様で皆快適に過ごさせて頂いております。
大喜工務店さんへの感謝の言葉は尽きません。これからも、「家作り」を通じて「生きる喜び」を提供される会社であって下さい。
私にとって、「生きる喜び」は、「感謝できること」だと実感しました。

家作りを通じて、”多くの人に感謝できることは幸せだ”、”多くの方に感謝されるような人でありたい”と感じました。


これからも”家作り”にお忙しいでしょうが、健康に留意され、ご家族を大切にして下さい。